腰部脊柱管狭窄症に対する手術法
腰椎除圧術(※正式名、腰椎椎間関節内側切除術)と呼ばれ、変性により圧迫されている神経周囲の除圧(クリーニング)を行うことで神経を助ける手術法です。
腰部脊柱管狭窄症の中でも、中心性狭窄、外側陥凹狭窄病変が対象となります。
手術の方法

約4㎝の皮膚切開を行い、骨から筋肉を剥離します

腰椎後方の骨と椎間関節内側の骨を部分的に切除します

中心性狭窄の原因となる変性に伴い肥厚した黄色靱帯を取り除きます。

変性に伴い増生した上関節突起が神経に食い込むことで外側陥凹狭窄が生じます。

神経に食い込んだ上関節突起の内側を取り除き神経を解放します。

狭窄していた神経が膨らんだことを確認し、神経周囲の除圧(クリーニング)が完成です。
腰椎、神経の輪切りイラスト

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