手術室・CT・MRI完備の札幌脊椎内視鏡・整形外科

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腰椎除圧術(腰椎椎弓形成術)

腰部脊柱管狭窄症に対する手術法

腰椎除圧術(※正式名、腰椎椎間関節内側切除術)と呼ばれ、変性により圧迫されている神経周囲の除圧(クリーニング)を行うことで神経を助ける手術法です。
腰部脊柱管狭窄症の中でも、中心性狭窄、外側陥凹狭窄病変が対象となります。

手術の方法

①皮膚切開と後方展開
約4㎝の皮膚切開を行い、骨から筋肉を剥離します
②棘突起と下関節突起の部分切除
腰椎後方の骨と椎間関節内側の骨を部分的に切除します
③黄色靱帯の切除
中心性狭窄の原因となる変性に伴い肥厚した黄色靱帯を取り除きます。
④神経周囲の確認
変性に伴い増生した上関節突起が神経に食い込むことで外側陥凹狭窄が生じます。
⑤上関節突起の部分切除
神経に食い込んだ上関節突起の内側を取り除き神経を解放します。
⑥除圧術の完成
狭窄していた神経が膨らんだことを確認し、神経周囲の除圧(クリーニング)が完成です。

腰椎、神経の輪切りイラスト

中心性狭窄と外側陥凹狭窄により神経が圧迫され潰れています
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神経周囲の除圧を行うことで神経を解放します。
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